　7月20日投開票で行われた第27回参議院選挙の結果は、昨年の衆議院につづき参議院も自民・公明党が少数与党となりました。
　公示前より自民は13議席、公明は6議席減らし、過半数を割り込む一方、野党で躍進したのがＳＮＳ等を積極的に活用した国民民主党と参政党で、野党第1党の立憲民主党が割を食う結果となりました。
　ＳＮＳでデタラメな情報が拡散し選挙の争点が定まらず、自民党の補完勢力や外国人への差別を助長する政党が議席と得票を伸長させたことは、排外主義や極右的潮流が今後日本の政治に悪影響を及ぼす可能性が高まっています。
　また、自交労働者にとって死活問題となる「ライドシェアの全面解禁」は、噂される「維新」の政権入りが進めば取り返しのつかないことになりかねません。