HOME  <  タクシートピックス

タクシートピックス

更新情報・ニュース

過去のタクシートピックスのトップへ

詳細記事

3・7中央行動 国交省よ交通行政の矜持を保て
2024/04/05

3・7中央行動 国交省よ交通行政の矜持を保て 国交省に抗議のシュプレヒコール

白タクに道を開くな


 自交総連は3月7日、ライドシェア解禁阻止、自交労働者の労働条件改善をめざし、必要な規制の維持・強化、労働者の賃上げを掲げて、中央行動を実施し、国土交通省への個人・車両請願や全国ハイヤー・タクシー連合会への要請行動を行いました。

 3月7日早朝、霞が関駅前で宣伝行動を開始し、各地の代表がライドシェアの危険性を訴える街頭演説を行う中、歩行者にビラ入りティッシュを手渡しました。
 国土交通省前でタクシー車両の壁をつくり、10時から車両・個人請願行動を行いました。
 主催者を代表し庭和田裕之中央執行委員長は「国交省よ、世界有数の日本のタクシーを守れ!なぜ、規制緩和やコロナでさんざん苦しめられた現場労働者をまたしても窮地に追い込む交通政策を行うのか、我々は断じて許さない」と力強く訴え、続いて全労連の秋山正臣副議長、交運共闘の山崎正人副議長、日本共産党の宮本岳志衆議院議員が連帯あいさつをしました。
 コ永昌司副中央執行委員長が請願書を読み上げ、参加者一人ひとりが国交省に請願書を手渡し、車両で駆けつけた仲間の請願書も提出しました。
 その後、自交総連のなかまは12時10分から、日比谷野外音楽堂で全労連・国民春闘共闘が主催する「24春闘勝利をめざす3・7労働者総決起集会」にも参加しました。
 集会では、庭和田中央執行委員長が決意表明を行い、「皆さんに我々が今奮闘しているライドシェア解禁の問題を知っていただき、ぜひともストップをかけたいという思いで壇上にあがっています。ライドシェアはタクシーだけではなく、労働者がギガワークに蹴りこまれてしまう、という日本の労働者全体の問題だと自交総連は考えています。世界に誇れる日本のタクシーを守るために、労働者を守るために、自交総連は皆さんと共にがんばっていく決意です!」と訴えると会場から激励の大きな拍手が起こりました。