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危険極まりない!!新経済連盟(楽天・三木谷)の手段選ばぬ銭儲け
2018/06/15

危険極まりない!!新経済連盟(楽天・三木谷)の手段選ばぬ銭儲け

地域公共交通壊す
ライドシェア新法


 自交総連本部(高城政利委員長)は6月7日午前、楽天本社がある東京・二子玉川駅前でライドシェア反対の抗議宣伝行動を実施。東京地連のなかまを中心に、全国から本部常任執行委員(以下、常執)が参加し、ライドシェアの危険性を告発しました。

 楽天の会長兼社長の三木谷浩史氏が代表理事を務める新経済連盟は5月8日に「『ライドシェア新法』の提案」を発表、各省庁に申し入れて、新法をつくりライドシェアを道路運送法の適用除外にして合法化することを求めています。
 宣伝は川崎常執(東京)の司会ではじまり、高城委員長が、ライドシェアの危険性を説明して、世界各国で禁止が相次ぐ中で日本でライドシェアを解禁するのは時代に逆行、自社の利益のために新法をごり押しするなと訴えました。
 続いて石垣副委員長(宮城)、石野常執(埼玉)、早川副委員長(東京)、冨松常執(神奈川)、庭和田副委員長(大阪)、内田常執(福岡)、菊池書記長がマイクを握り、地方の実情もふまえて訴えました。
 庭和田副委員長は、「ライドシェアが導入されるとタクシーだけでなく路線バスも大きく影響を受け、行き着く先は地域公共交通の破壊。それが郡部、地方から起こり都市部も例外ではない。三木谷代表らは自らの儲けのために、これまで築いてきた世界に誇れる安心・安全の地域公共交通をつぶそうとしている。移動が自己責任化され、利用者が多大な犠牲を払うことになる」と訴えました。
 駅前では東京地連の組合員らが横断幕(写真)を掲げ、ティッシュ付のビラを配布。「何の宣伝ですか」と足を止める人もいて、「危険な白タクを合法化しろと言う楽天に抗議しています」との説明に、「それは危ないですね」とビラを読む人や、「がんばってね。応援します」と激励する人もいました。