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ハイタク8団体が全タク連と意見交換
2017/08/07

ハイタク8団体が全タク連と意見交換 あいさつする全タク連・川鍋会長(6月29日、東京都内で)

大阪方式を全国で


 ナショナルセンターの枠を超えてハイタク関係の主要労組が集まったハイタク8団体(※)は6月29日、全国ハイヤー・タクシー連合会(全タク連)と意見交換会を行い、ライドシェア阻止のための共同行動などについて要請。全タク連側はリーフレット作成費用の負担、タクシー車両への配置などを行いたいと答えました。

 組合側は交通労連・小川副委員長、KPU・藤野副委員長、自交総連・高城委員長、私鉄総連・池之谷ハイタク協議会議長、全自交労連・松永書記長、全中労・小島副議長、東京ハイタク中立労組・松浦議長、労供労連・佐々木タクシー部長ら18人、全タク連からは川鍋会長、川野副会長、武居労務委員長、神谷理事長ら9人が参加しました。
 全タク連・川鍋会長は「労使が一体となってたたかう状況になっていることをうれしく思う。いまのところ外敵(ライドシェア)を封じ込めた感があるが、嵐の前の静けさともいえる」とあいさつしました。
 ライドシェア反対のリーフレットの活用について「全タク連で費用分担をし、車両に配置してほしい」と要請した組合側に対し、全タク連・神谷理事長は「全タク連で費用を出し、全国20万台のタクシーに配備する」と表明、「大阪でタクシー協会と組合が共同してやったのはいいことだ。大阪方式で全国でやれればいいと思う」との考えを示しました。また、交通空白地の高齢者・障害者への対応について国に補助金増額を求める取り組みについても「労使でやっていきたい」と応じました。
 ハイタク8団体は5月から意見交換を何度か行い、ライドシェア問題での共同を話し合ってきました。全タク連との意見交換につづき、8月5日には東京都内各駅で各労組共同での宣伝にとりくむことにしています。
 ※ハイタク8団体=交通労連、KPU、自交総連、私鉄総連、全自交労連、全中労、東京ハイタク中立労組、労供労連。