HOME  <  ハンドルおおさか

ハンドルおおさか

ハイヤー・タクシー・観光バス労働者の新聞

過去のトピックスのトップへ

詳細記事

新事務所拠点に自交労働運動の前進を
2024/04/05

新事務所拠点に自交労働運動の前進を 主催者を代表して挨拶する福井委員長(26日、アゴーラリージェンシー大阪堺で)  大阪市浪速区敷津西の自交会館を主たる事務所として活用してきた自交総連大阪地連(福井勇委員長)は新事務所を堺市堺区大浜中町3丁に構え、その設立祝賀会を3月26日、ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺で行い、友誼団体のなかまや同地連元委員長の佐伯幸一、竹本文雄、権田正良氏らOBと加盟単組の組合員らが集い総勢140人で祝いました。

 定刻の18時になり司会の松原伸一副委員長が開会を告げ祝賀会は始まりました。主催者を代表し福井委員長は、祝賀会に駆けつけていただいた参加者に謝辞をのべた後「私たち自交総連は、絶対にライドシェアを許さないとして、全国的に反対運動を展開しています。危険なライドシェアを阻止するため、みんなでたたかうを合言葉に連日宣伝カーを走らせています。宣伝カーを走らせているのは市民に危険性を知らせるとともに、ライドシェアに不安を抱く現場のタクシー労働者を励ますことにつながると考えています。本来であればこの危機的状況にタクシーに関係する労働団体や大阪タクシー協会等すべてが団結してたたかわなければならないが、残念ながらそうなっていない」と現状を語り、変わらぬ運動への支援を呼びかけました。
 つづいて、元自交本部の中央委員長・大阪地連委員長を務めた佐伯幸一氏が、浪速区の自交会館の歴史を述べ、「堺に新しい事務所を確保しこういう集いを開催した、これは大変大きな労働組合運動の力になり、社会に貢献できる事業だと思う。私たちOBは大変喜ばしく思っている。今の執行部を先頭に地域の労働組合のみなさんとも連帯しながら頑張っていって欲しい」と述べ、乾杯の発声を行いました。
 その後、菅義人大阪労連議長、小林保夫弁護士、辰巳孝太郎元参議院議員、柳生剛志京都総評事務局長、権田正良元大阪地連委員長らが祝辞を述べ、庭和田書記長が閉会あいさつを行い散会しました。