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市民に問題知らせよう
2018/12/17

市民に問題知らせよう あいさつする南議長

宣伝行動強化─大阪交運共闘第28回定期総会で意思統一


 自交総連大阪地連も加盟する大阪交通運輸労働組合共闘会議(南修三議長=全港湾阪神)は12月1日、浪速区の自交会館で第28回定期総会をひらき、2018年活動報告をはじめとする5議案を全会一致で承認。2019年度の新役員は南議長が再任されるとともに、自交大阪からは庭和田書記長が事務局長、松下書記次長が幹事に再任されました。

 あいさつを行なった南議長は安倍政権の「働き方改革」について、「自動車運転者を雇う事業所の約65%が改善基準告示に違反しているのに、自動車運転業務の残業時間上限規制は5年先送りされた」と指摘。「長時間労働を是正して交通運輸の安心・安全を守るために、よりいっそうの団結を」と訴えました。
 議案提案を行なった庭和田事務局長は、JR学研都市線鴫野駅でホームからの転落事故が多発しているにもかかわらずJR西日本がモニターカメラ設置を理由にホーム要員を廃止、それ以降も転落事故が9件起きている問題について、「市民の声、社会的批判が大きくならない限りJR西日本は動かない」と強調。
 さらに白タク・ライドシェア合法化問題について「タクシーだけではなく路線バスやトラックなども影響を受け、地域社会が壊れてしまう」と警鐘を鳴らし、「問題解決に向けて、力を合わせて宣伝行動に取り組もう」と呼びかけました。