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辺野古新基地ノー オール沖縄が大勝
2018/10/05

辺野古新基地ノー オール沖縄が大勝  沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う知事選挙が9月30日に行われ、翁長氏の遺志を引き継ぎ辺野古新基地建設阻止を掲げた「オール沖縄」の玉城デニー氏が、安倍官邸丸抱えの佐喜真淳氏らを破り、初当選しました。投票率は63.24%、玉城氏の得票数は同選挙における過去最多です。
 選挙戦で佐喜真陣営は、菅義偉官房長官や小泉進次郎衆議院議員、小池百合子都知事が沖縄入り。SNS上では「玉城氏が当選すれば中国が攻めてくる」「玉城氏が辺野古基地工事を落札した建設会社から献金をもらっていた」などの悪質なデマが拡げられました。期日前投票が過去最多となりましたが、同陣営が県内の建設業者などに呼びかけた結果と思われます。投票ノルマなどの締めつけも報じられています。
 前回は自主投票だった公明党も今回は佐喜真氏支持を打ち出し、報道によると支持母体の創価学会は運動員5千人を沖縄に送り込み、電話による支持訴えや、学会員や自民党員を投票所へ連れて行く役割を負ったといいます。しかし朝日新聞などの出口調査では、公明支持層の2割以上が玉城氏に投票したといいます。玉城氏の演説会場や当選直後の同氏事務所でも創価学会の三色旗が振られていました。
 大阪地連は、沖縄に縁のある組合員に玉城氏への支持を拡げるよう呼びかけると共に、沖縄県労連にカンパを送り戦いました。
 佐喜真陣営のなりふり構わぬ作戦をはね返し明確に示された沖縄の民意。安倍政権は辺野古新基地建設を断念すべきです。