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本流逆流(8月25日付コラムより)
2018/08/27

 8月8日に逝去された翁長雄志沖縄県知事。沖縄県民のために、辺野古基地建設反対に命がけで「オール沖縄」の先頭に立って、安倍政権に対峙して闘った姿は保守、革新の垣根を越え立派だった。
 安倍政権のアメリカ従属の姿勢は、沖縄県民だけでなく日本国民全体の生命と財産を危機に陥れようとしている。そういった意味でも志なかばで病魔に襲われ、亡くなられた翁長氏の無念さは心中察するにあまりある。なりふり構わず、何が何でも基地建設に猛進する安倍政権に、もはや民主主義の姿勢は微塵も見受けられない。
 アメリカのトランプ大統領から「日本はもっとアメリカの武器を買え」と言われ、イージスアショアを導入。購入予算も当初の見積もりより、数百億円も高額である。アメリカ言いなりの値段で、通常の商取引としては考えられないことが、当たり前のように行われている。
 安倍政権の常識は、加計学園や森友学園の問題も含めて日本国民から見れば非常識の極みである。普段あまり政治について関心を払わない人も、翁長沖縄県知事逝去の報を胸に、政治に関心を払おうではないか。自分自身のために、また平和のために。