HOME  <  ハンドルおおさか

ハンドルおおさか

ハイヤー・タクシー・観光バス労働者の新聞

過去のトピックスのトップへ

詳細記事

核兵器のない世界をめざし原水爆禁止国民平和大行進
2016/07/15

核兵器のない世界をめざし原水爆禁止国民平和大行進 国民平和大行進で「『戦争法』を廃止させよう!」とシュプレヒコールする大阪地連のなかまと地域の人々ら(7月4日、住之江区内で)

戦争しない日本を守ろう


 核兵器廃絶を訴えて全国を歩く「2016年原水爆禁止国民平和大行進」(5月6日〜8月4日)の「網の目コース」で、自交総連大阪地連が責任団体として取り組む住之江区役所→四天王寺西門前までの行進が7月4日に行われ、大阪地連のなかまや民主団体、地域の人々らが炎天下の中、「いまこそ核兵器をなくそう!」と声を張り上げました。

 国民平和大行進は1958年6月、被爆地広島から第4回原水爆禁止世界大会が開かれる東京に向けて行われたのが始まりで、現在ではすべての都道府県と7割を超える自治体を通過し、毎年10万人が参加する国民的行動となっています。
 住之江区役所前の公園で開かれた出発式で大阪地連・秋山民夫委員長は「いままさに参議院選挙の真っ最中。戦争法を廃止して平和の道を歩むのか、憲法改悪で戦争する国に突き進むのか、非常に大事な選挙だ」「改憲勢力は相変わらず経済政策一辺倒で、真の争点を隠した選挙戦を行なっている」と指摘し、市民に憲法改悪の危険性をしっかり知らせようと訴えました。
 府内通し行進者で、沖縄での通し行進にも参加した大島守さん(大阪平和遺族会代表)は「『核も基地もない沖縄・日本を取り戻そう!』というメッセージがオール沖縄からオール日本に向けて発せられた。私たちも沖縄の思いを大事にしながらがんばろう」と呼びかけました。
 行進が始まると参加者は炎天下の中、汗を拭いながら「憲法9条を守ろう!」「普天間基地は無条件に撤去させよう!」などと声を張り上げました。